請求明細書についてのよくある質問

管理費はどんなことに使われるのですか。また、金額は誰が決めるのですか。
管理費は各ホームオーナーズ協会（以下、協会）の理事会（以下、理事会）で承認され、運営費、予備費、州によっては固定資産税が含まれます。ハワイ州のリゾートでは、管理費に州の一般消費税が含まれます。また、請求明細書には管理費とは別に、全米リゾート開発協会（以下、ARDA）への任意の寄付金、クラブ年会費、クラブの各種手数料が含まれます。詳細は請求明細書の詳細をご覧ください。

毎年管理費が変動する理由を教えてください。
理事会とリゾートスタッフは、リゾートのサービス水準の維持向上と共に経費削減にも努めていますが、時の経過に伴うコスト上昇が不可避なものもあることをご理解ください。例えば、ハリケーンなどの天災の後に、損害保険料が上昇する場合などです。その他の管理費が変わる要因としては、アメニティやアクティビティのコスト、年々値上がり傾向にある固定資産税、協会の力が及ばない光熱費や保険料、そしてリゾートスタッフの人件費などの変動があります。

管理費の支払期日はいつですか。
年間管理費の支払い期日は、毎年1月1日です。新規オーナー様がリゾートを購入された年から使用を始める場合は、ご購入後まもなく当年の管理費を請求いたします。ホームリゾートの維持運営に必要なキャッシュフローを確保するには、オーナー様のご協力が欠かせません。なお、各協会の規定または理事会の決定に従って、未払いの管理費には遅延金、ファイナンス費用、その他の費用が課せられます。

新規オーナーの管理費と税金が日割り計算されないのはなぜですか。
新しいオーナー様が購入された年からタイムシェア権益の利用を始める場合、年間クラブポイント全てが割り当てられるため、同年の管理費全額のお支払いをお願いしています。

その年の後半まで部屋を使用しない場合でも、1月に管理費を支払わなけれ ばならない理由は何ですか。
管理費のお支払い期限は各協会の運営規則の一部として、あるいは理事会で定められています。ホームリゾートの予算はすべてのメンバー様が期日までに管理費をお支払いいただく前提で組まれています。リゾートの日々の運営に必要な資金となりますので、期日までのお支払いにご協力をお願いいたします。

今年部屋を使用しない場合でも、管理費を支払う必要がありますか。
部屋のご利用の有無にかかわらず、ホームリゾートの管理費と税金は毎年お支払いください。これは協会の定款などに定められたメンバー様の義務です。

ホームリゾートの予算書を受け取ることはできますか。
各協会の予算の詳細は、請求明細書と共にホームリゾートの総支配人がお送りする手紙に同封されます。

理事会は設備修繕や交換のために必要な費用をどのように決めているのですか。
協会の長期的な財務の健全性を保つために、理事会は設備予備費の調査を行い、その結果を基に必要な金額を計算します。この調査は外部の第三者機関が行い理事会に報告し、毎年理事会が承認します。

この計算には、さまざまな要素が考慮されます。例えば、屋根、プール、ロビーなどの公共エリアや、家具、電化製品、カーペットなどの部屋の内装の交換、修繕、および/または改装などです。これらの施設や装備については個々に、次の交換や修繕、改装までの耐久年数が試算され、この耐久年数と翌年の支出を基に、交換や修繕、改装などに必要なキャッシュフローが精査されます。

理事会は、この計算方法を使って次の30年間にかかる交換や修繕、改装の費用を賄うに十分な予算を確保します。こうして計算される予備費は、リゾートのレベルをトップクラスに維持し、ヒルトングランドバケーションズ（以下、HGV）のブランドにふさわしいサービスを提供し続けるために使われます。

固定資産税はどのようにして決められるのですか。
リゾート所在地の郡または市の不動産鑑定士が、毎年リゾートを評価し、評価額を決定します。郡によって、リゾートの施設全体が一括で評価される場合と、建物ごとあるいは部屋ごとに評価される場合があります。評価額は部屋の大きさや郡に記録された直近の販売価格などに影響されます。

課税通知書に記載されている金額を、部屋または建物を所有するタイムシェア権益の数で割り、各メンバー様が負担する固定資産税の金額を出します。施設の評価額が上がると、それに伴って税額も上がります。郡や市は、税率を調整したり、道路やその他のプロジェクトの資金調達を目的とする債券発行などを折り込んだ評価方法を新たに導入することがあり、これらの調整は固定資産税にも影響を与えます。州によっては、固定資産税は共通費として管理費の一部とみなされる場合もありますが、フロリダ州の法律では固定資産税は共通費とはみなされず、メンバー様への請求書明細では別項目として計上されます。

全米リゾート開発協会（ARDA）は、バケーション・メンバーシップ業界の事業者団体であり、公平で平等な法律制定の促進に取り組んでいます。

ARDAは、傘下のリゾート連合（以下、ARDA-ROC）の100万人の会員とのエンゲージメント向上を目指して新たに立ち上げたウェブサイトARDA-ROC.orgを通して情報提供を行い、メンバー様の権益の維持や保護、強化を積極的に政策立案者に対して求めるなどメンバー様をサポートしています。こうした取り組みへの支援として、HGVは各メンバー様に年$5の任意の寄付をお願いしています。今年の請求明細書でも、理事会より$5の寄付のお願いをしています。なお、ARDA-ROCへの寄付は税額控除の対象にはなりませんので、ご了承ください。 詳しい情報は、税理士にご相談ください。